【S9 使用構築 最高1946】ガルーラだってまだやれる!
こんにちは、しえろです。
シーズン8はパーティも固定化できず、不甲斐ない結果で終わってしまいましたが、シーズン9は序盤のうちにパーティの基礎が固まったので、ある程度同じパーティでの対戦数をこなすことができました。
最高は1948とレートの序盤の記録が最高となる、微妙な結果に終わってしまいました。
[構築の経緯]
最初、メガ枠として滅びメガゲンを使ってみたいなと思い、このメガゲンを軸に構築を考えました。
そこで、この子を活かすためにもう1つのメガ枠としてメガガルーラを採用。
メガガルーラを採用することで、この子を受けるために出てくるであろうポリ2やクレセリア、ドヒドイデなどの受けポケモンに強い滅びメガゲンが活かせます。
また、この2匹のメガ枠を上手く活用するためにも、後攻とんぼ返りで対面操作ができる腕白ランドロスを採用し、
裏に控えているZ枠のギルガルドやゲッコウガを繰り出して、Z技で相手のパーティを崩していこうと考えました。
残り1枠は地雷枠&催眠対策として、素早さ2段階上昇の陽気メガギャラを抜けるスカーフコケコを採用してパーティが完成しました。
[個体紹介]
メガガルーラ メガ石 / 親子愛
陽気 181(4)-175(236)-121(4)-×-122(12)-167(252)
選出数 78/189 (4位) 選出時勝率55%
メガ枠の1匹。調整は単純なASぶっぱにダウンロード対策を施した、極めてテンプレな最速ガルーラですね。HA意地ガルーラは対面性能が上がるためかなり魅力的に感じますが、Z枠で崩したあとのお掃除役でもこの子を使うので、最速で良かったと思っています。
技に関しては、先制で必ずダメを与えられる猫騙し、すてみの反動が嫌だったのでそれがない恩返しをメインウェポンとして確定としました。
残りの2つの枠は、パーティ内に炎打点を持っているポケモンが存在しないため、ハッサムやナットレイなどに打点を持つために炎パンチを採用し、対面からヒードランを倒すために地震を採用しました。
パーティを組んだ当初は、氷パンチや不意打ちが無いことに不安を感じていましたが、氷パンチを打ちたいマンダやランドには、後述するフィラの実ランドロスで対策出来るので気にはなりませんでした。
7世代になり、このSM環境で使用したのは初めてですが、弱体化されたとはいえ2回攻撃が強いなと改めて感じました。また、物理受け枠のポケモンが新環境でゴツメを手放し、半分回復の実を採用している人達が増えたのも追い風になり、かなり扱いやすかったです。
メガゲンガー メガ石 / 影踏み
臆病 159(188)-×-100(0)-190(0)-124(68)-200(252)
技 シャドボ/滅び/守る/道連れ
選出数 90/189 (3位) 選出時勝率 53%
よくあるテンプレの滅びメガゲンです。c190メガゲンのシャドボが低乱数になるように調整されています。メガガルーラで突破出来ないポケモンがいる時や受けループっぽいパーティには積極的に選出していきました。
初手に繰り出し、役割対象の前では滅びor道連れで1匹持っていき、不利対面では取りあえず守ってメガ進化。その後、裏の有利なポケモンに交代して、役割対象が繰り出されるタイミングでこちらもメガゲンを繰り出し、特性の影踏みで確実に葬ることがこの子の役割でした。
これが出来るだけで、裏のポケモンの通りが良くなることが多いので、easywinする事も多々ありました。
運が良ければ滅びで1匹、道連れでもう1匹の計2匹を葬ることのできるので、かなりオススメの1匹です。
このポケモンがいると、受けループ系のパーティにも強くなれるのも魅力の内の1つですね。ただし、相手の選出がラッキー、バンギムドーの場合の崩し方が未だに確立していません...。(追い討ちバンギは捕まった時点でバンギと1-1を取られるので立ち回りに気をつけないといけませんね。)
霊獣ランドラス フィラの実 / 威嚇
腕白 196(252)-165(0)-156(252)-×-101(4)-111(0)
技 地震/封じ/とんぼ/ビルドアップ
選出数 186/189(1位) 選出時勝率53%
前シーズンでも使用していた腕白HBぶっぱの個体をそのまま流用しました。ランドロス対面で後攻とんぼ返りが出来るように、sには努力値を割いていません。(これでも封じ1発で準速ミミッキュを抜けるので不便はないです。)
技だけ少し変え、毒毒→ビルドアップに変更しました。
これにより、後出しからメガボーマンダを狩れるようになり、また他の物理ポケにも滅法強くなりました。(イカサマにも強い)
このビルドアップは読まれる事がないため、相手がこちらのランドロスを起点にしようと出てきたボーマンダを逆に狩れるのは、本当に使っていて気持ちよかったです。
また、前シーズンと同じように潤滑油としての役割も担っているため、とんぼ返りでの対面操作もこのポケモンの重要な役割でした。
選出率も堂々の1位であり、このパーティには無くてはならないポケモンの筆頭ですね。
ゲッコウガ 水z / 激流
臆病 147(0)-×-82(4)-155(252)-91(0)-191(252)
技 カノン/悪波/れいビ/身代わり
選出数 96/189 (2位) 選出時勝率53%
めざ炎ゲッコウガの入手のために孵化厳選をしていた際に、偶然生まれた色違い激流ゲッコウガでz枠の1匹。努力値は火力・素早さどちらも削りたくなかったので単純にぶっぱしました。
技構成は、性格が激流なのに水タイプの技がハイドロカノンしかないという、あまりにアンチシナジーな型となっています。
激流ゲッコウガの良いところは、激流を故意に発動させてからの水技高火力で相手を制圧できる点や、水手裏剣の火力も上がるのが魅力なのですが、この子にはわざと外しています。
身代わり+悪波があることで、相手のクレセリアやギルガルドに有利に立ち回れますし、
れいビがあることで相手のボーマンダにも強気に選出していくことができます。
変幻自在でないため、このれいビではアーゴヨンは倒せませんが、無振りであれば激流カノンで60%ほどの乱数で落とすことができます。
ギルガルド Z(霊or鋼) / バトルスイッチ
意地 盾→163(220)-×-171(4)-×-172(12)-83(20)
剣→163(220)-222(252)-71(4)-×-72(12)-83(20)
技 シャドクロ/アイヘ/影打ち/剣舞
選出数 69/189 (5位) 選出時勝率49%
もう一つのz枠での採用。火力は削りたくないためぶっぱ、Sは4振り61属抜きに合わせ、ダウンロード対策でD>Bにして、余りをHに全振りしました。
最初は特殊霊zの極めて一般的な型を使用していましたが、霊zがノーマルタイプに吸収されるのが嫌だったのと、もう少し崩し性能が欲しかったので物理型での採用に至りました。
パーティで唯一の鋼枠のため、相手のテテフ受けるための枠でもありました。
技構成は聖剣かアイヘで迷っていましたが、やはり鋼zの汎用性と火力に惹かれアイヘを選択。
火力の目安として、A↑↑鋼zでHBぶっぱのポリゴン2が37.5%で、A↑でHBぶっぱのランドロスが87.5%の乱数で落ちるほどの火力になります。ポリ2は落とせなくとも後続の技圏内には確実に入ります。
カプ・コケコ 拘りスカーフ / エレキメイカー
臆病 145(0)-×-106(4)-147(252)-95(0)-200(252)
技 10万/シャイン/ボルチェン/とんぼ
選出数 48/189(6位) 選出時勝率65%
催眠対策枠+奇襲&地雷枠。単純なCSぶっぱです。
スカーフを持たせることで、陽気S↑↑メガギャラドスを抜けたり、パーティで重いメガミミロップを抜くことができます。
また、130属同士での対面(メガゲンやコケコ)でほぼ確実に先制で動けることが良いところですね。
技構成はボルチェンととんぼの両採用ですが、とんぼがあることで相手の地面タイプ交代等を恐れずに対面操作ができるので非常に扱いやすいです。
火力のないコケコが火力アップupアイテムすら持っていないので、あまり火力には期待できませんがらそれ以上にほぼ確実にどのポケモンよりも早く動けることがこの子の魅力ですね。(フィールドのない10万は弱い)
選出数は1番少ないですが、かなり勝利に貢献してくれたポケモンだと思っています。
[重い相手]
・雨パ
重いというかほぼ無理です。滅びゲンで無理やり持っていくか、ランドガルゲッコでクルクル回してなんとかしてました。
1舞されたら止められません。舞われないように立ち回ります。
・カビゴン
激流ゲッコウガの激流水zか滅びゲンガーで無理やり突破するしかないです。
[感想]
今シーズンも2000を目標に頑張ってきたのですが、惜しくも届かず残念な結果に終わってしまいました。パーティとしては、何戦もしていくうちに色んなところに欠陥があったのに気づいたのですが、そこを改善することが出来なかったのが結果が出なかった原因ですかね。
2シーズンとレート環境に潜ってきたのですが、どちらも2000を超えられていないので、自分の実力の無さが目に見えて心が折れそうです笑
来シーズンこそは2000を超えられる、いい結果を残したいですね。
(下の写真は最高レートの一戦前に撮ったやつです。2000の通過点として撮ったつもりが、これが周りの人に証明できる唯一の写真になるとは…思ってもなかったです笑)